↑ DOMKE F-2 [オリーブ] + フレキシブルインナーバック Lサイズ」』収納例
Canon EOS 5Ds、EF16-35mmF4IS、EF24-105mmF4LISⅡ
EOS M5+EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

※ドンケF-2 オリーブ、ドンケF-2 サンド、ドンケF-2 ブラックは同サイズです※

 

TENBADOMKEか?

フィルムカメラ時代、カメラバックといえばその2択でしたね。
プロ用三脚では「ジッツオ」か「マンフロット」か?の2択であったように。
バリスティックナイロン等の最新のファブリックをいち早く取り入れ洗練されたデザインの「テンバ」に対して、カメラバックに見えないカジュアルさを目指して、コットンや金属パーツを採用した「ドンケ」。

テンバは時代に応じてノートパソコン収納スペースを設けるなど、早いサイクルでモデルチェンジを繰り返し、気がつけば「テンバ」らしさを失っていきました。一方「DONKE Fシリーズ」はデザインを変更することなく現代でも継続販売され、今でも愛用者が多い人気のカメラバックです。

しかし、ドンケF-2が世に出た時代(1980年)から外観だけではなく付属のインナーバックも設計変更されることなく売られています。当時のカメラはメカニカルでシンプル、レンズもオートフォーカス機構が無く、ズームレンズも少数派で、現代のレンズシステムとは比べ物にならないほどスリムでした。そう、F-2に付属してるインナーバックは24-70mmF2.8や16-35mmF2.8などのズームを収納するように設えられていないのです!

デザイン性は高いが、実用的には機材を保護するパットが無く、精密化した現代のオートフォーカスレンズの運搬に不安がある、という人は少なくないと思います。
そこで、DOMKE F-2にジャストフィット、カーキ色の本体にオレンジっぽい明るい茶色のインナーカラーもジャスト、と専用設計かと見まごうような、フレキシブルインナーバック Lサイズに換装してみては如何でしょうか?

フレキシブルインナーバック Lサイズ収納例
※ドンケF-2 オリーブ、ドンケF-2 サンド、ドンケF-2 ブラックは同サイズです※
  

EOS 6D、EF24-105mmF4LIS、EF16-35mmF4LIS、EF70-200mmF2.8LISⅡ

パーテーションがヒンジ構造になっているので、機材の収納状況に合わせて仕切りがフレキシブルに可動します。上記例の収納だとスペースを最大限使って収納しているので、ボディを出さないとレンズを取り出すことが出来ません。
が、撮影するときには先ずカメラボディを取り出すので、開いたカメラスペース側に稼動パーテーションが移動し、サッとレンズを取り出すことが出来るのです。

また、生成りのコットンを採用したドンケF-2本体は全く防水性がないのも不安要素。
「フレキシブルインナーバック Lサイズ」は防水素材を採用、バック本体が濡れても、地面が濡れていても、インナーバック内部の機材に水分が浸透することはありません。

※バック本体に市販の防水スプレーを施すことにより濡れてもバック本体が直ぐ乾くので、バック内部が高湿度になるリスクを回避できます。湿度を嫌う機材保護の為にも防水性の無いバックには防水処理をオススメします※

蓋がパッと開くドンケF-2は機材にアプローチしやすいのが美点ですが、ジッパー等でバック気室を密閉することが出来ないので、冷房の効いた屋内から暑い屋外へ、寒い屋外から暖房の効いた屋内へ、など大きな気温差による機材結露のリスクもあります。「フレキシブルインナーバック」は巾着のように上部を紐で絞り外気や水滴から機材を保護する機能もあり安心です。

フレキシブルインナーバックシリーズのサイズはM、L、LLの三種類。
量販店では手に入らないところがまた、写真仲間にちょっと自慢できるポイントです(笑)

お使いのカメラバックのインナーに不満はありませんか?
もう1サイズ大きなバックじゃなければ機材が収納できないと思っていませんか?

既存のカメラバックでも、交換式の「インナーカメラバックスタイル」 で実用性がワンランクアップ!
愛着のあるカメラバックをアップグレードして壊れるまで、穴が開くまでとことん使用しましょう!

インナーバックシリーズのオフィシャルページはコチラ ↓ です。
http://www.memograph.jp/camera-goods/index.html#c-bag

著者:星野俊光