せっかくの素晴らしいシーンを目の前にして、泣く泣く撮影を断念せざるを得なかった、、、、
そんな経験を元に著者がオススメするいざというときに役に立った、持っていると安心な逸品のご紹介です。

カメラバックに常時忍ばせておいても邪魔にならず、しかもお財布にやさしいお役立ちグッズです。

① モンベル折り畳み傘
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128550
アウトドアウェアとして有名なモンベルの隠れた逸品が「トレッキングアンブレラ」。
重量たった150gなのに55cmの親骨を持つ、使用時にも十分な実用性を持つ折り畳み傘です。
「折り畳み傘なんて500~1000円で買えるさ!」
とお思いでしょうが、質量・重量・耐久性に価格以上の大きな差があります。
「重くて嵩張るから持って行かない折り畳み傘」で後悔した経験はありませんか?
トレッキングアンブレラ」を休日はカメラバックに忍ばせ、平日は通勤バックに忍ばせておくといざというときに安心です。

② UN ブロアー シリコンショットブロー (黄色ライン、赤色ライン)
http://www.un-ltd.co.jp/products/camera/cleaning/index.html#1334
濡れたフィルターやレンズを布で拭くと水滴が水幕になったり、乾いた時に拭きムラになったりと、かえって視界が悪くなり始末が悪いので乾拭きは禁物。
撥水コーティングされたレンズやフィルターに水滴や雪が付いたときには、ブロアーで水滴を吹き飛ばした方がクリアーな視界が保てます。

また、防塵防滴仕様の高価な機材であっても、ダイヤルやボタンに溜まった水分が凍り操作不能になることもありますので、こまめにブロアーで水滴を吹き飛ばしたいものです。
(ダイヤル類の徐滴にはカメラの電源を切りダイヤルをグルグル回すことで水掻きのように排水できますので併せてお試しください。)

また、ブロアーは古くから黒い物が多いですが、黒い物はカメラバックの中でも見つけにくいし、自然の中で落としてしまうと探すのは至難です。
なので、いざという時に見つけられず荒天時の撮影を諦める事態にならないように、赤や黄色の色が付いているブロアーをオススメします。

また、エアー噴出し部のノズルが長いとレインウェア等のポケットに入らず不便。ノズルが短い方が収納性が高いのはもちろん、本体からノズルが脱落して紛失するリスクも少なくなります。

3000円以上する高価なブロアーを1個しか持っていないより、1000円台のブロアーを複数購入してカメラバック毎に忍ばせて置くのがオススメの使い方
また、ブロアーの性質上どうしても空気を吐き出した後に吸い込むので、空気と一緒に水や埃も吸い込んでしまいますので、ブロアーはセンサークリーニング用とフィールド用とを使い分けることを強くオススメします!

「UN ユーエヌ」は、ブロアーブラシを古くから日本国内で製造・販売してきた老舗。同じように見えても逆止弁の素材や構造の差で、安価な物に比べエアーの吐出量が多く耐久性も高く「UN ブロアー シリコンショットブロー  は長い目で見てコストパフォーマンスが高い、ハイパワーブローの著者イチオシの逸品です。

③ ルミンエイド ソーラー充電式ライト
https://item.rakuten.co.jp/japancreate/luminaid_a/
カメラバックにカラビナで引っ掛けておけば太陽光や蛍光灯の灯りで充電、エアバック式のLEDランタンなので収納時にはコンパクトに、使用時は空気枕のように膨らませれば柔らかな灯りが手元・足元を照らしてくれます。
暗い場所での撮影で機材のセットをする時はもちろん、自身の存在をアピールすることで暗闇での思わぬトラブル回避にも最適。柔らかな光で撮影時の補助光としても、キャッチライト用としても重宝します。車中泊時の常夜灯として、災害時の非常灯としてもマルチに役立ちます。

④ ジェントスLEDライト MG-186R
http://www.gentos.jp/products/MG-186R/
3.7V、2600mAhと一般的な単三ニッケル水素充電池とは一線を画すハイパワーリチウムイオン充電池を内臓したLED懐中電灯。
USBで充電可能なので荷物を少しでも減らしたいフォトグラファーに最適なライトです。
LEDハンディライトの明るさはLEDチップの性能も重要ですが、如何にハイパワーな電源を使用するかの要素も大きいので、本品のアドバンテージは大きいです。
照射角も無段階で調整可能、明るさも背面スイッチで3段階に調整可能などコンパクトながら実用性も十分。照射配光もムラが無く撮影時のちょっとした補助光にも使えます。
暗闇で足元を明るく照らすのはもちろん、照射到達距離が長いので夜間真っ暗な場所でのライブビューピント合わせ時のライトとしても便利な逸品です。

⑤ LEDセーフティアームバンド(COLOR:RED)
https://item.rakuten.co.jp/youplus-r/armband-msm-2s/
腕やカメラバック、カメラザックに巻き付けるだけで夜間の屋外で自身の存在をアピールし、他者の危険意識を高めるのに役立ちます。
三脚携帯時に三脚に巻いておけば、衝突回避や夜間の紛失リスクを回避できます。夜、ちょっとのつもりで地面に置いた三脚が見つけられなくなった経験がある著者。翌朝明るくなるのを待ち探しに行った経験から、三脚には赤色点滅ライトを常備するようになりました(笑)
尚、本品に使用されている「CR2032コイン型電池」は連続転倒時間70時間と経済的ではありますが、量販店で買うと意外と高価なので、100円均一ショップのプライベートブランドがオススメ。量販店物に比べ若干容量が少ないようですが、LEDライト用電池としては十分な性能を有しています。
CR2032は多くの自動車のキーレスエントリー用リモコンにも使用されていて、ご家庭で複数予備を持っていると安心です。

⑥ HCL(堀内カラー) ローパスフィルター用 デジタルクリーニングペーパー
http://www.horiuchi-color.co.jp/photo-service/product.html
名称はローパスフィルター用、だが、もちろんレンズやフィルターにも使用可能です。
薄手の紙製レンズクリーニングペーパーは毛羽立ったりして紙粉が出てしまい中々レンズが綺麗になりませんが、このペーパーは三菱製紙製【ナノワイパー®H130】という不織布のような紙で出来ており、毛羽立ちが殆どなく、乾拭きでも微細な繊維の交絡が汚れを掻き取り不快な紙粉も殆ど発生しません。
また、コシがあり表裏両面使用で、たった一枚で何回も使用できコスパの高いクリーニングペーパーです。
クリーニング液を付けても破けないので、乾・湿どちらのクリーニングにも使え便利。
プラケースに入った140枚入りを購入し、小分けの袋に20枚ほど入れて各カメラバックに常備するのが著者のオススメです。