ARTISAN&ARTISTのカメラバッグにジャストフィットするインナーバッグ

国産おしゃれカメラバックのパイオニアブランド「 ARTISAN&ARTIST」。

その中でも唯一無二のシリーズとして根強いファンを持つ「ガーデンバック」シリーズ。インナーを外せば普段使いにもでき、デザイン性の高いカメラバックです。

「 ARTISAN&ARTIST」のガーデンバックは、現行では大きさ違いの二種がありますが、オススメは大きい方の「 GDR-212N BLK」です。一眼レフボディ1台とレンズ2~3本が収容可能なサイズです。
ARTISAN&ARTIST【オンラインショップ】

※この「GDR-212N」には限定カラーの「GDR-212ryu」 (迷彩)、「GDR-212N KK」(カーキ)などがありますが大きさは同じです。使用例の写真は「GDR-212ryu」 になります。

「 ARTISAN&ARTIST」ガーデンバックの利点

ガーデンバックスタイルの最大の利点は開口部が大きく開く点です。
Wファスナー(双方向に開くファスナー)を全開にし、蓋部分をカメラバック本体に折り込めばカメラバック本体内部が全て露出し、レンズチェンジ時など、バックへのアクセス時にカメラバックを地面に置くことなく、素早く作業が出来ます。
これは殆どのカメラバックが採用する「かぶせ式の蓋」に比べると、単焦点レンズ派など頻繁にレンズチェンジを繰り返す現場で大きなアドバンテージと言えます。

また、大き目のサイドポケットが充実しているのも美点。古くはカメラバックには大きなポケットがたくさんありましたが、現行品は収納が小さくなる傾向が見られ、スピードライトのようなアクセサリーを収納し難くなっています。
しかし、GDR-212N はガーデンバックがルーツなだけあって、取り出しやすい大き目のポケットが充実しています。スマホ・財布・飲み物など、外部ポケットにたくさん収納できるので本体にカメラ機材をたくさん収納できます。

「 ARTISAN&ARTIST」ガーデンバックの欠点

ただ一点、ガーデンバックには大きな欠点があります。
それは、、、蓋部分に密閉性が無く、上部から雨や外気が入ってしまう点。
開口部を広く、アクセスしやすく設計されている分、バック上部に隙間が出来てしまうからです。

ARTISAN&ARTIST【オンラインショップ】

荒天時、雨よけにビニール袋をカバー代わりに被せるなどの対処もありますが
好天時でも外気が浸入しやすい、という点は実は深刻な問題があります。

冷たいコップの周りに水滴が付く、寒いところから暖かいところに入るとメガネが曇る。
そう、外気や冷房で冷えた機材を、著しく気温差がある室内(外)や、車内(外)に移動させた際に
機材(レンズやセンサー)に結露や曇りが発生してしまうリスクがあるのです。

これは布製のカメラバック全般にあるリスクなのですが、特にトートバックやガーデンバックのような
開口部にかぶせ式の蓋が無いタイプのカメラバックの唯一の欠点ともいえます。

メモグラのカメラインナーバッグが欠点をカバー

そこでオススメなのがメモグラの「インナーカメラバック」シリーズ。
http://www.memograph.jp/camera-goods/index.html#c-bag

巾着状のインナーカメラバック上部を絞ることで、外気や水の浸入を軽減できます。
※紐で絞る構造上、完全には密閉されませんのでご了承下さい※

使用時には巾着状の部分を逆さまにすることで開口を確保、ガーデンバックやトートバックの利便性を損ないません。(最上部の写真)

また、インナーバックに機材を入れ移動中はキャリーバック等に収納、現地でガーデンバックやトートバックに機材ごとインナーバックを入れて即撮影、という使い方も。

さらに応用として、「 ARTISAN&ARTIST」製ではない、園芸用やDIY用のガーデンバックに「メモグラ インナーバック」を入れるとカメラバックとしても使用できます。
限定品以外では黒色しかない「カメラ用ガーデンバック」ですが、カメラ用ではないトートバックは多種多様でお値段も安いのでオススメ。他の人とはちょっと違う写真ライフもまた楽しいですね。

メモグラがオススメする「インナーカメラバックスタイル」。
トートバックでもガーデンバックでも何でも「カメラバック」になる、そして、お気に入りのカメラバックの機能向上でお出かけが楽しくなる、ちょっとカメラ仲間に自慢できるカメラ用インナーバッグです。

GDR-212N BLK」(黒)、「GDR-212ryu」 (迷彩)、「GDR-212N KK」(カーキ)の推奨カメラインナーバック
「カメラインナーバッグ:L」
http://www.memograph.jp/camera-goods/inner-camera-bag/l.html

純正インナーサイズ内寸:W280×H190×D130※mm
メモグラ カメラインナーバックL内寸:W約300×H160×D180※mm

インナーサイズD(奥行き)幅に差異がありますが、純正が小さめ、メモグラの物はフレキシブルに動きますので問題ありません。

「カメラインナーバック」最大の特徴であるヒンジ構造のパーテーションによりバックの形に合わせてフレキシブルに変形。美しいバックのフォルムを損なわずに柔軟にフィット。いざと言う時にはバック本体の柔軟性と「カメラインナーバック」のフレキシブルさと相まって最大容量まで収納可能です。

GDR-212N にフィットしたインナーバッグ収納例

GDR-212N へフルに収納した例 (バックが少し膨らむまで収納)
《 収納物 》
Canon EOS 5Ds
EF35mmF1.4LⅡ
EF50mmF1.2L
EF85mmF1.4LIS

--------------------------------------

尚、シリーズ最大容量だった「GDR-213C」(販売終了品)をご愛用の方
https://www.yodobashi.com/product/100000001000847315/

(インナーサイズ:W340×H240×D160mm)「インナーバックL」がジャストフィットでオススメです。
http://www.memograph.jp/camera-goods/inner-camera-bag/l.html

--------------------------------------

記:2018年3月
著者:星野 俊光